2021/11/20 02:48

先日のコーヒーガチャ事件がトラウマになり、資材を含めた全ての原価管理票を作りました。
ちゃんと原価率まで出さないとダメですね。

というわけで今回は、SCAJ2021の記事です。
初日のみ参加しました。
結論としては、めちゃくちゃ楽しかったです。

■入場
招待券を忘れました。ぐぬぬぬ・・・!
仕方ないので、1000円払って入場。
名札のようなものをつけるのですが、ちょっとイキって『自家焙煎』を選択。
これが大正解でした。詳細は後述。

以下、印象深かったブースをかいつまんで紹介します。

■HARIO
ハリオ年表のような展示が面白かったです。
クルマのヘッドライトも作ってた時期があるらしく、新しい発見がたくさんありました。
あとあのコーヒージャーナリスト、岩崎泰三さんもいました。話しかけてみたかったけど、ゴリゴリに仕事中だったので断念。

■カリタ
なんかロボットアームがコーヒー淹れてました。
グラインダーも自分でスイッチを押し、ペーパーもセットし、粉も均しててすごかった(小学生並みの感想)
器具の位置など、センサーで自動的に補正してるので多少ズレてても問題ないらしい。凄い技術。
いやまぁ、今日び焙煎から抽出まで全自動でやってくれるコーヒーメーカーがあるんですが、
最先端の技術を使ってあえてアナログなことやるのが堪りませんね。
『ちゃんとサーバー余熱してる!』とか『ちゃんと片づけてる!俺よりエライ!』とか騒いでたら、
カリタの営業さんがこっち見てツカツカ歩いてきました。
『やべえ騒ぎすぎて怒られる』と思って逃げようと思ったら、笑顔でコーヒー渡してくれました。
良い賑やかしだと思ってくれたようです(笑)
そのまま少しお話させてもらったんですが、内容が面白すぎて感動しました。
賛否ある内容なのでここにはあまり書けないのですが、
落ち着きつつあるサードウェーブ、そしてこれから来るであろうフォースウェーブの話です。
こちらも自家焙煎の名札をつけていたので、プロとして扱っていただけてとても気持ちよかったです(笑)
小規模ロースター向けのオリジナル商品の案内をしてもらい、名刺もいただいたので、
開業届出したあたりで連絡させていただこうかなと。目指せカリタ×REQSO。

カリタの今後の展開がちょっとだけ聞けたのも良かったです。
原点回帰するとのことで、マシンの類を倉庫にぶち込んだそうです(笑)
ハンドドリップを突き詰めて、カリタだけの付加価値を追求していくそうです。楽しみだ!

■INDONESIA PAVILION
インドネシアの生豆が15点ほど展示されてました。マンデリンとかですね。
REQSOはもうマンデリン問題を解決したので、流し見程度で次に行こうと思いました。
が、あったんです。衝撃的な出会いが・・・。
『 キ ン タ マ ー ニ 』 ・・・。
キンタマーニだと!?
いやまぁ、インドネシア バリ島のキンタマーニ高原のリージョンロットなんですが、
あえてキンタマーニと表記しているあたり、わかっててやってますねこれは。
そんなの俺もやりたい!と思ったので、REQSOでもキンタマーニのコーヒーを入荷したわけです。
ウチのは本来は『バリ神山ハニー』という豆です(笑)

■ジャマイカコーヒー輸入協議会
ジャマイカのコーヒーと言えばブルーマウンテン。
ブルマン飲ませてもらえるかなーとスケベ心で近づいていきましたが、本当に飲ませてもらえました(笑)
ブルーマウンテンでは度々嵐が起きるそうなんですが、
嵐に負けず枝から落ちなかったコーヒーチェリーを『勝ち豆』とし、縁起物として推していくそうです。
ゲン担ぎの類は全く興味がないのですが、嵐に耐えた豆ということはそもそもの生命力が強いということでもあると思うので、
良質なブルーマウンテンになるんじゃないかなと思いました。そういう意味で気になりますね。
今後の活動に注目したいと思います。

■生豆本舗
一番行きたかったブースがここ。
生豆の仕入れでかなりお世話になっているからです。
値段は少々高いんですが、明らかに他社よりも品質が良い豆が届きます。
うすうす感じていましたが、予感が的中。
1kgまでの注文は、ハンドピックをしてから出荷しているとのこと。
そりゃ値段も上がるし、品質も良くなるはずだ(笑)
歩留まりもよく、作業も快適になるので、お値段以上だと思っています。
これからもたくさんお世話になると思います。

■ニコノス株式会社
コーヒー用包装資材のメーカーです。
ウチのコーヒー袋、ドリップパックはニコノスさんのです。
150gのクラフト袋にせいぜい120gしか入らない点、
最近のドリップパック外袋にやたらシワが寄りやすい件について聞きたかったんですが、
他の来場者がいたために断念。ネガティブな話ですからね。
展示を見るに300g用の袋が良いサイズだったので、そっちを使おうかなーと思ったりしました。
原価が1枚当たり8円上がってしまうので、ちょっと悩みますが。

■WAKO BREWING
オギハラさん、西田備長炭フルシティーローストさんに会いたくて行ってみました。
が、オギハラさんは休憩中、西田さんは会場回ってていませんでした。
残念ですが、今回は縁がなさそうでしたね。
まぁ、忙しいところ邪魔するのも申し訳ないのでまた次の機会に。
それとは別に気になっていた『ラテベース』の試飲をさせてもらいました。
濃縮還元(という表現でいいのかな?)のコーヒーで、ミルクで割ると美味しいカフェオレが簡単に作れるというモノ。
しかも極々小規模から作れるそうで、単価も非常に安いとのことで、REQSOのラテベース作ってもらえないかなと。
あまり大々的に宣伝してるわけじゃなさそうなので詳しく書かない方がいいのかなーと思いこの程度にしておきますが、
後日相談させてもらって、REQSOラテベース作れないか動いてみようと思います。お楽しみに!

■その他
他にもいろいろなブースがありました。
コーヒーではないので省きましたが、フレーバーシロップのメーカーが面白かったですね。
はらちゃんより嫁が食いついてしまい、帰宅して即注文していました(笑)
単価やその他もろもろの事情でREQSOで扱うかは微妙ですが、あっても悪くないのかなと思いました。
また、ハーブティーのメーカーもあり、5種類ほど試飲。
ハーブティーは苦手なんですが、初めて美味しいと思いました。
こちらはもしかしたらそのうち入荷することになるかも・・・(笑)

■最後に
というわけで、小学生並みの感想ですが、SCAJ2021の簡単なレポでした。
事業者ぶって歩いてたおかげで、どのブースも具体的な商材のお話をしてくれて興味深かったです。
いくつか本気で入荷したいものがあったので、年明けに開業届を出したら少し話を詰めてみようかなと。
来年の開催ももう日程まで決まっていて、はらちゃんも来場する気満々です。
かなり楽しいので、次回は団体で行きたいな。
SCAJ2022までには、ちゃんと開業届出した状態で売り上げも伸ばして、もっと具体的な商談ができるようにして行きたいと思います。
ちゃんと焙煎士としての名刺作って、持っておくべきでした(笑)

それでは今回はこの辺で!

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