2021/10/22 07:03

※REQSOはらちゃんも、まだまだ修行中の身です。
 正確な情報ではない可能性もありますので、あくまで参考程度に留めてください。

■はじめに
ブログを快適に書くためにショップデザインを更新しました。
かなり良い感じなのでは、と思います。

というわけで今回は、『コーヒーどれにする?』というテーマでやっていきたいと思います。

REQSOでコーヒーを買ってくれている方の中にもどれがどうなのかわからず、
お任せで買っている方が多いと思います。
基本的には注文ごとに出来る限り違うコーヒーや、好みそうなコーヒーを送っているので
ぶっちゃけあまり気にしなくてもいいと思うんですが、
なんとなく自分の好みを理解し、当たりやすいコーヒーを狙えるようになると楽しいと思うので、
参考に出来る記事を書いてみようかなと思いました。
下記のような方にオススメの記事です。

1.お任せで買ったら好みじゃないコーヒーが届いて消費に困ったことがある人
2.コーヒー屋でオススメを訊いたら、不愛想に『オススメできないモノは置いてないよ』と言われた人
3.偏屈店主が怖くてコーヒー屋に入れない人

■苦味、酸味の予想をつける
7割くらいの人は酸味があるコーヒーが苦手でしょう。わかるんですよ。
なのでまず、酸味が少ないコーヒーを狙うところから始めます。
どんな豆にも共通して言えるのが、『焙煎が深煎りになるほど酸味が少ない』ということです。
焙煎度合は、豆の色を見れば大体わかります。
一般的に販売されることの多い焙煎度合と豆の色を書き出してみます。

【浅煎り】
ハイロースト(キャラメルのような色)
シティロースト(ミルクチョコレートのような色)
フルシティロースト(ビターチョコレートのような色)
フレンチロースト(ビターチョコレートにオイルが浮いてテカりがあるような色)
【深煎り】

こんな感じです。
豆にもよりますが、1つずつ簡単に味の解説をすると、
ハイロースト:酸味がかなり強めに出ます。
シティロースト:苦味と酸味のバランスが取れ、両方とも感じます。
フルシティロースト:酸味がほぼなくなり、苦味を強めに感じます。
フレンチロースト:強い苦味と、香ばしいスモーク感を感じます。

多分、殆どの方がフルシティローストあたりを好むと思います。
つまり豆の色を見て、『濃い茶色で表面があまりテカってないコーヒー』を選べば
苦くて酸味が少ないコーヒーを引きやすいわけです。

逆に、酸味も感じたい方。
この場合はシティローストを選んでみましょう。
ハイローストはかなり強く酸味を感じるので、豆によってはキツくて飲みづらい可能性があります。
シティローストであれば、そこまで強い酸味は出ないので、どの豆でも飲みやすいと思います。
REQSOのコーヒーは基本的にシティ~フルシティローストで豆によって微調整しています。
ストライクゾーンを広く取る為です。
ハイロースト、フレンチローストをご希望の場合、焙煎前に伝えてもらえれば対応可能です。

また、粉に挽いたときの粒度によっても多少苦味と酸味のバランスが変わります。
細挽きにすれば苦味が強くなり、粗挽きにすれば酸味が強くなります。
といっても細挽きも粗挽きも、やりすぎるとドリップが難しくなるのでさほど気にしないでいいと思います。
ドリップの際のお湯の温度も苦味・酸味に影響してきますが、
豆の鮮度に合わせて調整する方が大切なので、こちらも最初の内は気にしなくて大丈夫です。

■ちなみに
苦味が強く酸味が少ないコーヒーとして人気のマンデリンですが、
これも浅煎りにしたら酸味が出てきます。
というか、実はもともと成分的に酸が多い豆なので、フルシティ以外だと普通に酸っぱいです。
一般的にマンデリンは深煎り一択とされていますが、
浅煎りのマンデリンも1回くらい飲んでみると面白いと思いますよ。

■結論
苦味が強いコーヒーが飲みたかったら、深煎り(色が濃い)豆を選ぶ。
酸味が強いコーヒーが飲みたかったら、浅煎り(色が明るい)豆を選ぶ。

■最後に
豆の種類も1つ1つ解説しようと思いましたが、
既にかなり長くなってるので今日はこの辺で勘弁してやらぁ!
またこんど!

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