2021/10/20 05:44

最近、何屋なのかわからなくなってきたREQSOのはらちゃんです。
REQSOの現状についてお伝えします。
雑に説明すると、ものすごく順調です。

まずREQSOの在り方として、
固定ファンがついているにも関わらず、資金繰りが悪く需要に対し製品を供給できないという自体を避ける為、
何事も黒字化できるというのを最優先しています。
アクセサリーやレザークラフトは、単価は高いのですがどんどん新作を追加していかないといけない上、
原価が高く拘束時間も長い為、資金繰りの面でリスクがそれなりに大きいです。
また、REQSOのメイン客層はゲーム仲間や知人の知人あたりまでなので、
供給が需要に追い付いてしまい、売上が立たないという可能性もあります。
ものつくり自体は趣味なので続けたいので、売上の補強が課題でした。
そこで、最近凝っているコーヒーに行きついたというワケです。
コロナ禍で自宅にいる時間が増え、勤務形態も在宅になった方も多いと思うのですが、
ゆっくりするにも集中するにも、コーヒー飲みたくないですか?ということです。
在庫として取り扱いが容易な点も、REQSOのスタイルに合ってて良いですね。

・味と価格の吊り合いさえ取れれば、同じ方が何回も注文してくれる
・生豆の状態であれば、長期間保存が可能
・賞味期限が長い為、配送に数日かかっても問題がない
・味の正解が存在しない(最重要)

味・価格については当初より悩んでましたが、焙煎機のグレードアップにて解決。
最初は手網焙煎でしたが、焙煎度合が安定せず、生焼けや焦げによるムラが避けられませんでした。
常に網を振る為、体力的にもキツく、またキッチンも地獄のように汚れるので、商売は無理だなと判断しました。
というわけで焙煎機を導入。全自動焙煎が可能な熱風式の焙煎機でした。
これはかなり当たりで、暫くREQSOの売上を支えてくれました。
が、新たな問題が浮上しました。

・焙煎量が少ない(焙煎1回当たり、仕上がり量50g程度)
・熱風焙煎の為、風味が飛んでしまう(常時排気される為)
・稼働音、消費電力がドライヤーレベル

注文が増えれば稼働回数が爆増する為、ランニングコストも拘束時間もどんどん増えますが、
風味が飛んでしまう為、品質に限界があり単価も上げられない為、こちらも商売向きではないと判断。

そして現在使用している焙煎機を導入しました。高かったです。
直火式(コーヒー業界では『ちょっかしき』と読みます)かつ焙煎量も50~200gまで対応でき、
排気量も調整可能な上に排気の温度も計測でき、稼働音・消費電力も抑えられました。
業務用とするにはさすがに厳しいですが、多くても1日1kg弱の焙煎で済むREQSOの規模なら充分のスペックです。
もし実店舗を持つことにしたら、この焙煎機を1、2台追加して経営しようかなと考えてます。
この焙煎機のおかげで販売価格を抑え、味もかなりレベルアップし、リピーターを獲得しました。
最近は焙煎が追い付かないというありがたい悩みも出るほどです。

保存や賞味期限については言うまでもないんですが、生豆は数年保存できます。
というか、そもそも生豆がウチに届く時点で、モノによっては1年ほど経っています。
これは品質が悪い豆が届いているわけではなく、ある程度寝かせることで品質を安定させるためです。
生豆の水分の含有量や、発酵の度合いを落ち着かせるためですね。
たまに収穫したばかりの生豆も届きますが、やはり少し扱いが難しいです。
届いてからも環境さえ整えれば長期間保存ができるので、ウチも数ヵ月前に入荷した豆を出荷したりもします。
ちなみにREQSOの環境は、豆の種類ごとにシリカゲルと共にジップロックに入れ、生豆専用の冷蔵庫で保存しています。

賞味期限に関しては、焙煎から2ヶ月くらいが限界ですかね。
味がキープできるのは、豆の状態で最長1ヶ月と考えていただければ。
粉に挽いた場合は2週間くらいから味が落ち始めます。
逆に鮮度が良ければ味が良いかといわれると微妙(諸説あります)で、
REQSOでは焙煎から6時間~2日後あたりから味が良くなると考えている為、
焙煎日か翌日に発送すればちょうど飲み頃にお手元に届くというカタチですね。
何故鮮度が良いのに味がイマイチかというと、焙煎直後のコーヒー豆からは炭酸ガスが活発に放出される為、
お湯が馴染まなかったりして抽出が安定しません。たぶん。
またコーヒーオイルの分泌も不安定なので、想定した味から乖離しやすいと思っています。
焙煎度合などでも変わるので確かな基準があるわけではないのですが、
REQSOのコーヒーは基本的に焙煎から2日~1ヶ月程度で飲み切ってもらえたらありがたいです。

そして最重要項目。
味の正解がないという点。
最低限の焙煎・保存・抽出がされていれば、基本的に"不味いコーヒー"は存在しません。
好みか好みじゃないかの2択ですね。
なので好みのコーヒーを見つけた方はそれを買い続けてくれますし、
たまに違うコーヒーが飲みたければ別のコーヒーを注文してくれます。
好みじゃないコーヒーを買った方は、次は別のコーヒーを買い、好きなコーヒーを探してくれる傾向にあります。
もちろん、好みじゃなかった為もう買わないというパターンもありますが。
REQSOの規模的にまだ個人個人の好みにアプローチできるので、1回買って終わりというパターンは少ないですかね。
何にせよ、ある程度の種類を揃えておけば何かしらは注文してもらえるので、売上が途切れることなく運営できています。
さすがに現状の20種類以上は多すぎるので、最終的には10種類程度に厳選したいと思っています。
ちなみに最近は、ケニアの深煎りがマイブームです。

長くなりましたが、今のREQSOはこんな感じで運営できています。
売上を支えてくれている皆さんには、感謝してもしきれません。
アクセサリーやレザークラフトも続けていきたいと思っておりますので、オーダーメイドはもちろん、
時間ができれば新作も作っていきたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。


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何故急にブログを更新したかというと、コーヒーの記事をいくつか書きたかった為です。
次回は
・どのコーヒー豆買う?
・ドリッパーどれにする?
のどちらかで書きたいと思います。
文章力があまりないので読みづらいとは思いますが、なるべくわかりやすく記事にしたいと思います。
自称有識者に絡まれたら嫌なので、なるべくひっそりとやっていきたいですね。

それではまた!

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