2021/05/07 06:37
ついにコーヒーの自家焙煎を始めました。
手網をずっと振っているので、右肘が痛いです。右手首は前職で負傷し、右肩は長年のクセが強いゲーム姿勢のせいで痛めてます。満身創痍です。
というわけでREQSOの商品として、正式にコーヒー豆が加わりそうです。
コロナ禍で自宅にいる時間が増えるので、これからどんどんコーヒーがブームになるんじゃないかなと思っていたりします。
普段インスタントコーヒーを飲む方は、これを機にハンドドリップに挑戦してみてはいかがでしょうか。
REQSOでは豆のままと粉に挽いたもの、どちらかを選ぶことができます。
オススメは断然豆です。理由は簡単。日持ちします。
ジップロックか何かに入れて冷蔵庫に放り込んでおけば、3週間程度は美味しさが持続します。
コーヒー豆は焙煎から3日ほどで味が落ち着き、7日あたりまでにかけてどんどん調子が良くなり、それ以降は少しずつ味が落ちていきます。
粉に挽いてしまうと、挽いた瞬間から味が落ち始め、1週間程度でかなり痛みます。
飲めなくはないですが、焙煎士からするとちょっと悲しいですね。
というわけでまずは豆を粉にするコーヒーミル。いきなりですがこれは沼です。
手挽き、電動があるだけではなく、歯の形もかなり味に影響します。
語り始めると長くなる(というか既に長い)ので、この記事では簡潔に答えを書いてしまいます。
コーヒー器具メーカーとして有名なカリタが、Amazon限定商品として作ったのがこのミルです。
同等の商品の約半額です。入門にはこれ以外の選択肢はほぼあり得ないのでは、と思います。
カリタの電動ミルでかなり安価なモノがありますが、絶対手挽きもやりたくなるので、まずはこれを買ってください。
豆の種類や焙煎度合によって感触が違うのも楽しいですし、手挽きの際のアロマを感じるのもコーヒーの楽しさの1つです。
引出型のミルは粉が散乱しやすいですし、樹脂のモノは静電気で粉が張り付く。そういう問題もクリアしてます。
この時点で『面倒臭い!』と感じた方は、粉で買いましょう。お金も2500円ほど浮きます。
粉のコーヒー豆をドリップするのに必須のモノは2つ。
ドリッパーとフィルターです。
●HARIO V60 コーヒードリッパー
●HARIO V60 ペーパーフィルター
ハリオの定番品です。V60だけでいくつか種類がありますが、材質やサイズです。リンクの一番安いモノでOKです。
フィルターは必ず純正品を使ってください。テキトーなフィルターを使うと酷い味のコーヒーになります。
このドリッパーの特徴は高速抽出です。
抽出速度が早いとどうなるかというと、口当たりが軽く、アロマを楽しめるコーヒーができます。
所謂スペシャルティコーヒーなどに適してます。
●カリタ コーヒードリッパー 102-D
●カリタ コーヒーフィルター 102 40枚入り
こちらは先ほども出てきたカリタです。
これは『器具がコーヒーの味を調整する』というモノで、毎回安定した味に落ち着きます。
抽出速度が一定、かつ効果的に粉を蒸らしてくれる構造なので、ハリオV60に比べ重めのコーヒーになりやすいです。
Theコーヒーという苦みが好きな方はこちらですね。
フィルターを決められた通りに折り、ドリッパーにセット。粉を入れ、お湯を落とすとコーヒーが抽出されるわけです。
実際の淹れ方はYouTubeあたりで検索してみてください。
ハリオV60かカリタ102を持っていれば、同じモノを使っている動画がたくさん出てくるはずです。
次は抽出されたコーヒーを受け止めるサーバーです。
ハリオがやたら安いです。容量もいくつかあります。
これにドリッパーを乗せて抽出します。
カップに直接ドリッパーを乗せてもいいんですが、できればサーバーを買ってください。良い感じの気分になります。
あとはキッチンスケールですね。
計量スプーンでもいいんですが、焙煎度合やメーカーにより信用できないことがあるので、キッチンスケールをオススメします。
1g単位のモノでOKです。
それとケトル。口が細いものなら、最初はなんでもOKです。
とりあえずここまで揃えば、豆を計量してミルでガリガリ挽き、できた粉をフィルターをセットしたドリッパーに盛り、お湯を注いでコーヒーを抽出することができます。
細かく言えば、挽いた粉の微粉を取り除くべきとか、お湯の温度を一定にするべきとか、蒸らし時間だの抽出時間だの無限にあります。
ただ最初は何のこっちゃかさっぱりわからないと思うので、最低限器具を揃えてお湯を注いでみてから考えましょう。
いろいろ覚えるとどんどんコーヒーが美味しくなり、楽しくなると思います。
良いコーヒーライフを!